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Xboxから始まり、殆どのゲームが5.1chドルビーデジタルに対応しているXbox360。
対応している割には接続が面倒だったXboxと違い、接続は大分簡単になっています。
とは言え何も情報なしでシステムを構築するのは大変なので接続方法の説明を。
導入――必要機材
まず、5.1chサラウンドを堪能するに至って必要な機材は
・Xbox360本体
・Xbox360とテレビを接続するケーブル (関連記事へのリンク)
・5.1ch(ドルビーデジタル)に対応したアンプ+スピーカー (関連記事へのリンク)
・角型光デジタルケーブル (XBOX360本体とアンプを接続するケーブル)
以上になります。
これだけ有れば音は出ます。
なのでテレビは関係有りません。どんなテレビを使っていても5.1chを楽しめます。
「Xbox360とテレビを接続するケーブル」は、マイクロソフト社から出ている
・D端子 HDAVケーブル
・コンポーネント HDAVケーブル
・Sビデオ AVケーブル
・VGA HDAVケーブル
・HDMI AVケーブル(オーディオアダプターケーブル付属)
にて接続可能です。
コアシステムに付属しているコンポジット AVケーブルには光デジタルケーブルを接続する端子が無いため接続できません。
また市販のHDMIケーブルも映像接続は可能ですがそのままでは光デジタルによる音声接続は不可能です。
光デジタル接続をするのであれば純正を使うのが手っ取り早いです。
↑Xbox360本体を買うと着いてくるHDAVケーブル。
このケーブルの端子の裏についている黒い部分(画像中央)に角型光デジタルケーブルを接続するための穴があります。
他のS端子ケーブルやコンポーネントケーブル、VGAケーブルにも同じ位置についてます。
HDMI AVケーブルは若干勝手が違いますが接続方法はほぼ一緒です。
角型光デジタルケーブルはホームシアターセットについてきたりするので買う前に確認しておくと良いでしょう。
アンプがこの端子に対応していない場合の対処は自分は知りませんが最近の入門者向けのセットなら付いているはず…
詳しくは機種紹介にて。
接続方法
HD AVケーブル等をXbox360本体に接続し、
先ほどのケーブル画像の黒い部分に角型光デジタルケーブルの一方を挿し、もう一方をアンプの同じような形をしている穴に挿せばOKです。
挿す際に向きを間違えないように。
あとはとりあえず360とアンプの電源を入れれば音は鳴るはずです。
※個体差もありますが、360のケーブル側の角型光デジタルケーブル接続端子はかなり抜けやすいです。
ケーブルによっては刺さった感覚が全く無かったりも。
使う分には問題ありませんが音が出ないと思ったら抜けてた、ということが多いので注意。
設定方法
接続が終わったら本体側での設定が必要になります。
場合によってはソフト側でも設定する物もありますが先ずは本体設定が重要です。
(旧ダッシュボードにおける設定)
ソフトを入れずに360を起動し(若しくはソフトが入った状態で起動、ガイドボタンを押してからYボタンでメニューに戻る)、
一番右のシステムタブまで移動します。
「本体の設定」を選択します。
そして「オーディオ」を選択
とりあえず必要となるデジタル出力を設定します。
こんな感じにドルビーデジタル5.1を選択しておけばOK。
下のWMA Proは特に気にしなくていいような。
さらに昔はこういう設定もありました。
アナログ接続も必要が有れば設定可能です。
ただ5.1chを使いたいだけなら別段設定の必要は無し。
360本体のアップデートによりアナログ出力の項目はなくなったようです。
(2008年本体アップデート後のダッシュボードにおける設定)
ダッシュボードのXbox360タブの一番右にあるシステム設定、もしくは
コントローラーのXbox360ガイドボタンから一番右の設定ブレードに移動してシステム設定の項目を選択します。
メニューが表示されるので「本体の設定」を選択し
「オーディオ」を選択
「デジタル出力」を選択します。システム効果音は特に関係ないのでご自由に。
「Dolby Digital 5.1」を選択します。「WMA Pro対応Dolby Digital」はアンプがWMA Proに対応していたらそちらでも構いません。
「デジタルステレオ」は5.1chではないので注意。これを選ぶと光デジタルでも2ch音声しか出力されません。
以上で設定は終了です。
あとは各対応ゲームで遊ぶだけ。
偶にゲーム内のオプションで音のタイプをヘッドホン・サラウンド・ステレオとかで選べたりするものも有るので
それらは環境に合わせて選択しましょう。