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Xbox360各種接続ケーブル解説

※2013年9月19日に発売されたXbox360 Eモデルは各種AVケーブルが使用できません。付属のコンポジットと市販のHDMIケーブルのみ使用可能です。

現在オフィシャルで存在するAVケーブルは以下の6つ。

Xbox360 D端子 HDAVケーブル(通常版Xbox360の付属品。別売り有り)
Xbox360 Sビデオ AVケーブル(別売り)
Xbox360 コンポーネント HDAVケーブル(別売り)
Xbox360 コンポジット AVケーブル(コアシステム、アーケード、後期エリートに付属。非売品)
Xbox360 HDMI AVケーブル(初期Xbox360エリート付属・別売り有り)
Xbox360 VGA HDAVケーブル(別売り、上記5つとは異なりPC用モニターと接続するために使う)

普通のAVケーブル5種類+PCモニター用ケーブル1種類です。

Xbox360発売当初は本体すべてにD端子ケーブルが同梱されていて、買ったその日から高画質接続ができて次世代機の性能をフルに発揮できたのですが、
最近(2010年1月現在)はエリートモデルですら初期ケーブルがコンポジットケーブルになってしまい、相当な残念感漂う仕様に。
知らず知らずのうちに初期付属の赤白黄のケーブルを使っていると、本来の画質を全く発揮できないでいる事になるので、環境に合わせたケーブルを用意し、
Xbox360本来の高画質とサラウンドで楽しみたいたいところです。


Xbox360 D端子 HDAVケーブル アマゾン
hdav.jpg(76314 byte)
一番オーソドックスなケーブル。通常版Xbox360・Xbox360エリート(初期型)の付属ケーブル。
D端子とコンポジット両方の映像端子とステレオの音声を搭載。
日本の高画質テレビの殆どにD端子が付いているのでこのケーブルのD端子を繋ぐだけで多くの場合では接続は完了します。(一部液晶モニタについているものも)
hdav-head.jpg(76348 byte)
D端子。
こんな形の挿し込み口があるテレビに対応しています。
hdav-tv.jpg(76759 byte)
TV(通常のテレビ用コンポジット画質)とHDTV(高解像度テレビ用高画質)のスイッチ。
D端子で接続してもこのスイッチをHDTVに変更しなければ意味がありません。
「D端子なのに思ったほど綺麗じゃないな…」とか思っている時はコレを切り替え忘れている事があります。
忘れずに変更しておきましょう。
なお、D端子にはD1〜D5の規格が存在し、古いテレビだとD端子があってもD1(画質的にはS端子相当)までしか対応していない…なんてものもあります。
その場合だとこのケーブルを使っても高画質は望めません(最低でもD3が必要です)


Sビデオ AVケーブル アマゾン
separate.jpg(74496 byte)
S端子とコンポジット、ステレオの音声を搭載。
解像度はコンポジットと同じですがよりクッキリハッキリした画質が出せるようになります。
にじみが少なくなることで文字が読みやすくなるなど地味ながら効果は大きめ。
90年代頃からの殆どのテレビが対応しているのでD端子が無くてもS端子はある、というテレビも結構あるはず。
separate-head.jpg(74566 byte)
S端子。こんな感じに丸くて穴がたくさん開いている端子があればそれがS端子です。
ちなみにはまっていないのに無理やり差し込むと中の端子が曲がります。注意。
他のケーブルと比べて安いのも良心的。360を楽しむのであれば最低限このケーブルくらいは欲しいところ。


Xbox360 コンポーネント HDAVケーブル アマゾン
compornent.jpg(75494 byte)
3本のコンポーネント端子とコンポジット、ステレオ音声を搭載。
基本的な性能はD端子と殆ど同じですがテレビによってはD端子が無く、コンポーネントしか無かったりするので必要になります。
例えばユニデンの32型液晶テレビとか。

D端子HDAVケーブルと同じく、このケーブルにも画質切り替えスイッチがあります。
コンポーネント接続を行う場合はスイッチの切り替えを忘れずに。
コンポーネントもD端子と同じく、D1〜D5の規格が存在します。


Xbox360 コンポジット AVケーブル
composite.jpg(73759 byte)
コアシステム・アーケード・エリート(後期型)の付属ケーブル
上に挙げてきたケーブルから高画質なケーブルを省いて黄色・赤・白のケーブルだけで構成されたケーブルです。
画質は最低限のコンポジット(黄色いケーブル)しか付いていないので他のケーブルより劣ります。
また、他のケーブル全てには搭載されていた光デジタルケーブル接続用の端子も有りません。
つまりこのケーブルだけは5.1chに接続することが出来ません。
映像・音声共に他のケーブルより大きく劣るので、出来るのであればすぐにでも環境に合わせたケーブルに買い換えることをオススメします。
しつこく書くとこのケーブルは画質が悪いのでさっさと交換しましょう、といっても問題ないレベル。
他のケーブル(VGA以外)は全てコンポジットケーブルとしての機能も兼ね備えているので予備用として以外の価値はありません。


Xbox360 HDMI AVケーブル
※このケーブルのみ管理人が所有していないので自分で調べた情報によって紹介しています。
かつてはXbox360エリートに付属していたケーブル。(現エリートはコンポジットケーブルのみ付属しています)
写真が無くて申し訳有りませんが、エリートモデルやバリューパック以降のモデルのXbox360に搭載されたHDMI端子を用いて接続をするためのケーブル。
オーディオアダプターケーブルが付属しています。
画質的には最高レベルであり、HDMI接続が可能な機器を持っているのであればコレを使うのがベストです。
(※D端子やコンポーネントのD4からHDMIに変えても大きな差は無いみたいですが…)
その他ケーブルより高価ですが、実際は一般的に市販されている汎用HDMIケーブルでも接続可能なようです。
しかしながら、汎用HDMIケーブルの場合はこのXbox360 HDMI AVケーブルに付属するようなオーディオアダプターケーブルが付属しないため
アナログや光デジタルケーブルを用いての音声接続が不可能になります。
ちょっと高めのアンプならHDMIケーブルでの音声接続も可能ですが、〜5万円程度のホームシアターセットなどにはHDMI端子が付いていない事が殆どなので
使用している機器によってはアンプに接続が出来なくなってしまいます。つまり5.1chが使用不可になります。
HDMI端子を搭載したAVアンプを持っていない場合でサラウンド環境を考えている場合ははこの純正Xbox360 HDMI AVケーブルを使ったほうが良いでしょう。
(※「殻割り」という作業をすれば非純正ケーブルでも光デジタルケーブルを接続できるようになります。)
(つまるところコンポジット・HDMI以外の純正ケーブル端子のガワを物理的に取り外して接続する事で市販のHDMIケーブルと併設可能にする、という改造ですが)
(色々とアレなので自己責任で。D端子ケーブル余ってる、とかそういう場合にはちょっと魅力的ではありますが。)
(最近は結構殻割による強制再起動等の不具合も耳にするようになってきました。安定を望むなら純正品を使いましょう)

※追記
2010年、ついにサードメーカー製のオーディオアダプターケーブルが発売されました。
定価は2000円未満と安く、市販の汎用HDMIケーブルが2mで1000円程度なので、品質が確かであれば定価5000円の純正HDMIケーブルを買うよりは安上がりになりそうです。




Xbox360 VGA HDAVケーブル アマゾン
これはXbox360をテレビに繋ぐのではなく、PCのモニターに繋ぐことを目的としたケーブルです。
詳しくはXbox360VGA HDAVケーブルのページにて紹介しています。