ギアーズオブウォー2 レビュー
シャドウラン Shadowrun 公式サイト アマゾン
レビュー日:2008年11月30日
プレイ時間:〜10時間
クリア:トレーニング完了(というかコレしかない)
グラフィック:★★★
5.1ch対応度:★★★★☆
Live:対戦専用。20試合くらい?
総評:★★★☆
WindowsとXbox360のクロスプラットフォーム対戦を初めて実現した銃と魔法の対戦型FPSゲーム。
対戦特化なゲームでありオフラインはチュートリアル的なトレーニングモードとBOT対戦モードが付いているだけであとは一切無し。
メインの対戦はパブリックマッチとプライベートマッチの2種類でルールは基本的にどれも旗取りとなっています。
このFPSの特徴はまず多彩なキャラバリエーションとそれを無駄にしない圧倒的なバランスの良さ。
多彩なバリエーションについては公式サイトなんかを見てもらうとして。
通常のFPS要素に加えて壁抜けなどのチートに近い魔法やオートエイム機能などの装備、それに個性的な種族などを選べる多彩さを持ちながらも
稼動後1年経った今もどの種族・魔法・装備どれもバランスよく使われているという凄まじいバランス調整がなされています。
普通のFPSならスナイパー最強だったり、ショットガン最強だったり、ハンドガンがゴミだったりするのですが
これだけ色んな要素をごちゃごちゃ詰め込んでおきながら使えない物も、使えすぎる物も特にないという対戦ゲー稀に見る良バランスです。
お陰で戦法は多彩極まり、銃撃戦、罠、奇襲、衛生兵プレイなどなど様々な戦法が取れます。
スコアシステムも敵を倒す以外にも仲間の蘇生や回復でも稼げるようになっているのでFPSが苦手でもそこそこ何とかなるのも魅力。
対戦ツールとしてはかなりの完成度ではないかと思います。
自分は発売後1年以上経ってから中古680円で購入。未開封新古品でラッキー!というわけで発売からかなり後に購入したわけですが
今(2008年10月)でも対戦相手に困らないことからやはり対戦ツールとして安定した人気が伺えます。
で、ダメな所としてはまずオフライン要素の薄さ。
トレーニングモードとBOT対戦しかなく、ストーリ要素なんかは皆無。
一応世界観はしっかり作られてはいるのに、勿体無い…
BOT対戦もオンラインの練習としてしか意味は無く、特にやりこむ要素がありません(オフライン実績はトレーニングクリアのみ)
そしてオンラインもこれといってやりこむ事へのアンロック要素などが無いので対戦ツールとして以外の魅力が相当薄いです。
プレイを続けることによって新しいアイテムが入手できるでもなく、ランクが付くわけでもなく。
実績はかなり良い感じにばらけているので実績解除を目指しながらプレイすればある程度モチベーションは続きそうですが…
とにかく対戦ツール、というのがこのゲームの全てであり、それ以外の何も期待できないゲームです。
また有る程度の人気がありながらも追加コンテンツ等が一切出なかったのも残念。
発売当初にはマッチングに難があったそうでそれは現時点ではパッチで直っているのですが、追加MAP等は配信されていません。
開発会社が無くなってしまったからだそうですが…
バランスの優れたチーム戦FPSを遊びたいならこれ以上の物はそうそう無いのですが、
ストーリーモードややりこみ要素などを完全に排除してしまっているので対戦ファン以外には物足りなさが残るかもしれません。
ただ、魔法や装備などのトンデモ要素、射撃技術が全てではない戦術性など従来のFPSには無い要素がかなり詰まっているので
従来のFPSに飽きた方、むしろ従来FPSがあんまり好きじゃない方なんかにはウケが良さそうです。
市場価格がかなり下がっているのでちょっと試しにプレイしてみるとハマル人はハマルかも。
自分はそこまではまらなかった感じですが。さすがに参戦が遅すぎたかも。
※ワンポイントアドバイス※
魔法はBボタンからの個別指定で好きなときに使えるように使うことが出来るようになるとこのゲームの印象は大分変ります。(クイックキャスト)
まずはリザレクション(蘇生)・ライフツリー(回復)の魔法をクイックキャスト出来るように練習しとくといいかと。
その後グレネードもクイックキャスト出来るようになれば戦術がかなり広がります。
というかこの3つが出来ないとイマイチ楽しめないと思うので最初はこの3つのクイックキャストを真っ先に覚えるといいと思います。
サラウンド評価
シャドウラン
レビュー日:2008年11月29日
機材:ASP-2070、SU-DH1+SENNHEISER HD650
総評:★★★★☆
基本的に対戦FPSなんで音は重要なのですが、このゲームはレーダーが無いのでさらに重要度UP。
このゲームには壁抜け魔法「テレポート」なんてのもあるのですが、5.1chさえあれば後方で壁抜け接近されてもある程度は気づけるのが大きいです。
非リアル系ながらも音で戦況を把握している、という感覚が結構あるのでかなり5.1ch向き。
特有の効果音を発しながら後ろへ投げ込まれるグレネードなんかもなかなかスリリングです。
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