地球防衛軍3 公式サイト アマゾン
プレイ時間:10時間以上20時間未満
クリア:イージーとノーマルクリア
グラフィック:★★★☆ 金属の質感以外は普通。
5.1ch対応度:★★★★ 高め。敵に囲まれやすいゲームなので盛り上がります。
Live:完全非対応
総評:★★★★(ゲーム内容)★★★☆(値段考慮)
(地球防衛軍シリーズは1、2共にプレイ済みでの感想です。)(無論テクニカル操作)
「ひたすら敵を倒す」だけのシンプルなアクションゲームの続編。
女性隊員が削除された点やストーリーの流れなどから完全新作、というよりは1のリメイクに近いかも。
前作2まではシンプル2000シリーズでした。(今回は税込み7140円)
内容は相変わらず沸いてくる敵を片っ端から倒していくだけのTPS。
ステージを攻略するたびに武器を拾ったり最大体力を増やしたりしながらプレイヤーを強化して50を超えるステージを戦い抜きます。
ハードが360になったことで敵の最大表示数や処理落ちが改善され視覚的爽快度が向上。5.1ch対応も嬉しいポイントです。
今作からプレイヤーの他に味方の隊員が登場したので5.1chのお陰で共闘感がより高まります。
武器のカテゴリは1より増えてますが操作キャラが2つ選べた2と比べるとちょっと見劣りするかも。
敵の種類は1基準(絵は書き換わってますが)なので少なめ。ロード時間もちょっと長め。
爽快感の高さや相変わらず楽しい協力プレイ(オンライン対応してませんが)、適度なボリュームなど個人的には今作がシリーズ最高傑作だと思います。
ゲーム部分自体にはあまり不満は無いのですが、シンプルシリーズから内容が劇的に変わったわけでもないのに定価が高い、というのが残念。
対戦も協力も非常にXboxLive向けであったのにもかかわらず、一切Liveに対応していないのも勿体無い限り。
良作なのは間違いないのですが今まで2000円だったゲームが6800円、となるとちょっと手が出しづらいかもしれません。
2000円と行かなくても、4800円や5800円ならゲーム部分だけで評価できたのですが…
十分に面白くてそこそこ中毒性もあるのですが、何しろ内容があっさりしすぎているので他のゲームと比べてしまいます。
せめて2の要素を残しておけば…

※追記 プラチナコレクションで定価2940円(税込み)に。これで値段要素は解決。

サラウンド評価
地球防衛軍3
レビュー日:2007年4月13日
機材:ASP-2070
総評:★★★★

地球防衛軍(EDF)の小隊長となり、部隊を引き連れ地球の平和を守るサードパーソンシューター。
サラウンド対応は敵の声(鳴き声?)、部隊隊員の声、敵の攻撃、兵隊の足音、武器発射音(部隊含む)、ビル倒壊音など。
前作2まではハードの制約や、単独での作戦だったこともあり音響は注目されませんでしたが、今作は予想以上に良く出来ていました。
まず(良く喋る)味方部隊が追加されたことで部隊と一緒なら常に後ろから声を掛けてもらえます。
妙に大きな足音も共闘感を高めてくれる要因の一つ。
みんなが後ろから付いて来ている、というのがここまで分かりやすいゲームはあまりないです。
敵も数が増し、囲まれて酸を吐かれたり糸吹かれたりしたときの絶望感もサラウンドならでは。全方向ワシャワシャ…
大型の敵の放ったプラズマ砲が後方のビルを破壊したり、味方が後ろからライフルで援護射撃をしてくれたり、
なんて場面もサラウンドだと臨場感たっぷりです。
絵的には最新の海外ゲームのように派手でも綺麗でも有りませんが、音声とサラウンドによる雰囲気作りは非常に良く出来ていると思います。

問題点を挙げるとすれば効果音のバランスがちょっと不満かも。
発砲の音と弾が敵に当たった音(特に敵がメタル系の時)の音量差や、近距離での隊員の声とオペレーターの通信の声の音量差とか。
発砲音より被弾音の方が大きく、敵の攻撃音も大きいので囲まれるとワシャワシャ音以外聞こえづらくなってしまいます。
音声もオペレーターに合わせると部隊の声が大きすぎるような…細かい点なんですけども。

繊細さは有りませんが、ゲームの内容どおりのパニック感や絶望感をいい感じに増幅してくれるので5.1chと非常に相性が良いです。
映画的な楽しみ方が出来そうかも。

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