あつまれ!ピニャータ 公式サイト アマゾン
プレイ時間:10時間未満
クリア:未(クリアがあるのか不明ですが)
グラフィック:★★★★ 結構キレイ。特に動いてるときれいに見えます。
5.1ch対応度:不明
Live:現時点では対応薄。ノータッチ
総評:★★★
あのレア社の放った箱庭育成シミュレーション。
キャラは一見気持ち悪いですが動いてるのを見ると意外と可愛いと思えるはず。
内容はいたって普通な育成ゲーム。
庭を管理し、庭に来てくれたピニャータを飼育したり他のピニャータの餌にしたり売り払ったりしながら生活していきます。
ピニャータの他にも多彩な植物を栽培してガーデニングしたり果実を売り払ったり、さまざまなオブジェクトで庭を飾ることもできます。
ゲーム開始直後はイモムシしか来てくれない寂しい庭も手を掛ければ極彩色なピニャータ達が庭を埋め尽くします。
他の育成ゲーと大きく違うところはピニャータ間の「食物連鎖」が表現されているところにあると思います。
イモムシがいればそれを捕食する鳥が来るし、草があればウサギ、ウサギがいればキツネ…と基本的には生態系に忠実。
そして何より実際に下位の段階のピニャータを攻撃→捕食(割るだけですが)するので手塩掛けて育てたピニャータが被害にあってしまうことも。
ほのぼのとした飼育ゲーが多い中(ピニャータも全体的に見ればほのぼのしてますが)、これらの要素を詰め込んだのはなかなか斬新かも。
実際のゲームプレイでは手帳の情報から新しいピニャータを呼び込む条件を探り、お店で新しいアイテムを購入して新種を呼ぶ準備をしたり、
既に手なずけたピニャータに家を買い与えて繁殖させたり、ガーデニングしたりと結構多忙です。
新種のピニャータを手なずけたり、新種の植物を育てたりするとプレイヤーのレベルが上がり店の品揃えや庭いじりツールが強化されます。
新しいツールでさらに新しいピニャータ捕獲の下地を作って…の繰り返し。
もちろん新しいピニャータを無視して特定のピニャータを増やすだけ増やしたりする事も可能です。
グラフィックは相変わらず日本市場を無視したデザインですがそこさえ気にしなければ非常にハイレベル。
音声はほぼフルボイス吹き替えされ、図鑑内のユーモラスなコメントもきっちり翻訳されてます。
しっかりとした作りのゲームですが、欠点はプレイに非常に根気がいること。
常に新しい要素がオープンされ続け、ピニャータは勝手に病気になり、サワーピニャータ等の災害も襲来したりと非常に忙しいです。
特に序盤のイベント密度が高く、また適当に物を置いたりするだけではすぐに限界が見えてきてしまうのである程度先を見越した庭造りも必要になります。
買い物のレスポンスが悪かったり、図鑑を確認しながらだとさらに時間がかかったりと気軽にちょっとだけプレイ、という遊び方には向かないと思います。
一度始めてしまえば中毒性があるのですが、見た目よりヘビーなのでこの手のジャンルが好きな人じゃないと挫折する恐れも。(というか自分は折れました)
良くも悪くも育成シミュレーションなのでこの手のジャンルがOKな人とダメな人で評価が分かれそうです。
レビューページに戻る
TOPに戻る