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直接テレビやPC用モニターに接続する以外の接続方法を紹介します。


キャプチャーボードを経由する
使用するのはVGAケーブルと同じくPC用液晶モニタ(もしくはCRT)ですが、
キャプチャーボード(キャプチャーカード)を経由する場合はPCに360を接続することになります。
キャプチャーソフトを経由することで画面を液晶に表示するのでPCと360を同時に起動させる必要があります。
メリットとデメリット
○ハイビジョンキャプチャボード経由なら画質は落ちない
○録画が出来る
○画面のサイズを(液晶のサイズ内なら)自由に変更できる
○モニターが1つでもPCをしながらゲームが出来る
○他のハードにも流用可能
×ハイビジョンキャプチャーボードが高価
×PCとの併用が必須なので電気代がかかる
×PCがある程度高スペックじゃないと動かない(ソフトウェアキャプチャの場合は特に)
×遅延が生じる
×ハイビジョンではないキャプチャーボードではVGAより画質が劣る
×PCケースを開けられるくらいのPCの知識が必要(内蔵の場合)
×D5(1920×1080)に対応している機種が少ない

代表的な製品はアースソフトのPV3(PV4)。
非ハイビジョンキャプチャーはプレイ環境としては値段の割に合わないので割愛します。

録画機能は言わずもがな、プレイしながらゲームを録画することができます。
何度も見たいイベントを保存しておいたり、研究したり、技の発生フレームを調べたりと色々と活用可能。
360は特に某アイドル育成ゲームでステージビデオが1つしか保存できない仕様のためキャプチャボードに走った人が多いことでも有名です。

録画機能を除いても、PCをしながらゲームが出来るというのはかなり便利です。
モニタが小さいと不便ですが、ある程度のサイズのモニタならゲームを表示させながらネットしたり出来るのでロード時間も快適。
モニターを2つ置くスペースが無い場合は非常に重宝します。

反面デメリットも多く、まずハイビジョンキャプチャーボードが安くても2万円ほどします。(代表的な機種、PV4は18800円)(2008年7月時点)
これでもだいぶ安くなったもので、一時は貴重品化していて3万円以上出さないと買えない時期もありました。(オークションで8万円とか…)
今でもHDMI付きキャプチャーボードなんかだと5万円から10万円したりします。
遅延は気にしなければ気にならないレベルではありますが、液晶の遅延とキャプチャの遅延両方受けることになるので
シビアなゲームだと気になる場面もあるかもしれません。(特にリズムアクションゲームで顕著)
録画するとさらに遅延する(PCのマシンパワーを必要とするので)ので注意。
VGAケーブルが4000円未満で買えることを考えれば場合によってはケーブルと安いモニタを追加で1枚買ったほうが安上がりな場合も。

録画機能に魅力を感じないのならあえてキャプチャーボードに走る必要は無いと思います。
しかしながらPCを使いながら360、という環境が非常に便利なのも間違いありません。
自分は32インチ液晶テレビ(D4)→24インチ液晶モニタ+PV4(D4)と移行しました。
いつもPCの前に座って移動したくない、って人には間違いなく便利な一品です。
※ちなみに録画するだけなら360をビデオデッキやDVDレコーダーに繋ぐことでも録画は可能です。

アップスキャンコンバーターを経由する
アップスキャンコンバーターとは家庭用ゲーム機やビデオをPCのモニタで再生するための変換機。
PS2時代などでは結構人気がありましたが、Xbox360には公式にVGA HD AVケーブルが存在するので出る幕がありません。
殆どのアップスキャンコンバーターはコンポジット、もしくはS端子をVGA出力するもので画質的にVGA HD AVケーブルには敵いません。
D端子に対応していたとしても、VGAケーブルさえあれば十分だと思います。(値段も安いし)