フレームが表示されていない場合はコチラ

次世代機向けの用意(仮)
せっかく今機材を買うのに、次世代機に使えないのでは勿体無い!
というわけで、現時点(2013年7月上旬)での次世代機の性能を確認してみます。
(※国内外いろんなサイトを元に調査、信憑性は低いので最後はご自分でご確認を!)

Xbox One エックスボックスワン
・HDMI入・出力搭載(Xbox360を接続して一括で出力できるとの話も。初期のHDMI積んでいないXbox360はダメか。)
・光デジタル出力端子搭載
・デジタル音声の詳細なフォーマットが不明。7.1ch対応
 ブルーレイ再生が可能なので、最悪でもDolby TrueHDは対応すると思われるが、ゲーム対応は不明
・アナログ(コンポーネント)の映像出力は付いていない?
・4k解像度に対応(ゲーム対応不明)。3Dにも対応

Playstation 4 プレイステーション4
・HDMI出力搭載
・光デジタル出力端子搭載
・DTS-HDマスターオーディオ、Dolby TrueHDに対応。チャンネル数分からず。
 PS3の時点で7.1chは対応しているので最低でも7.1chか。
・アナログ(コンポーネント)の映像出力は付いていない?
・4k解像度に対応(ゲームには対応しない)。
 3Dについては情報が見当たりませんでしたがPS3で対応してるのできっと対応しているでしょう。

といったところ。
正直まだ細かい所は発表されていないため、推測の部分が結構あります。
また、現行機を見ていても、PS3のように後から後からアップデートで新機能を取り込んだりしているケースもあるため、
現時点でこうしておけば100%OK!というものはありませんのでご了承を。

とりあえず、現時点で機器の選択項目になりうるのは
・4k解像度に対応させるか(TV・AVアンプの問題)
・3Dに対応させるか(TV・AVアンプの問題)
・7.1chに対応させるか(AVアンプ・スピーカー数の問題)
・ドルビーTrueHD及びDTS-HDマスターオーディオに対応させるか(AVアンプ・HDMIの有無の問題)
・そもそもテレビ、モニターにHDMI端子が付いているか(テレビ・AVアンプの問題)
などが考えられます。
これらの項目を元に、どこまで対応させて、どこで諦めを付けるか、がテレビやオーディオ(特にAVアンプ)の選択判断になるかと思います。


上から順に対応を考えると
・4k解像度に対応させるか
最低限、4k解像度に対応したTVかモニタが必要になります。
AVアンプを経由させる場合、アンプの対応も必要になります。
PS3も写真で対応していたとは言え、今のところ対応機器もそれほど多くなく、一番対応の難しい所かと思います。
逆に言えば4kに対応している世代のテレビやAVアンプが有ればそれ以外の問題はほぼ解決済みかと。
もっとも、現時点ではPS4がゲームには対応させない、と言っている以上はゲーム用途としては無くても良さそうではあります。
(無論、後々撤回して4kのゲームが出る可能性は有るとは思います。)

・3Dに対応させるか
3Dに対応したTVかモニタが必要になります。
AVアンプを経由させる場合、アンプの対応も必要になります。
PS3で対応済みの機能ですが、HDMIのVer1.4以降が必要となるため、
2009年前後及びそれ以前のAVアンプだと対応していない場合があります。
それ以降のアンプでもエントリークラスだと要確認。
これは現行世代でもそれなりに対応作品が出ていたので、次世代機でもゼロでは無いとは思います。
ただ、逆に今より廃れる可能性も…

・7.1chに対応させるか
7.1ch以上に対応したAVアンプが必要になります。
なお、スピーカーをバイアンプ接続させたい場合はそれ以上のチャンネル数が必要になります。
最近の単品AVアンプですとミドルクラスでは7.1ch対応も多くなってはいますが、エントリークラスや
セット品、2.1chセットの拡張だと5.1chまで、のケースも多いので注意が必要です。
これについてはゲーム機で映像作品を楽しむのであれば、対応作品は豊富。
ゲームでの対応については現行機のPS3だと多くのゲームがLPCMの5.1ch対応、一部ゲームがLPCM7.1ch対応となっていることから、
少なくともアンチャーテッドみたいな、ファーストパーティ制の制作規模の大きい作品だと対応してくるのではないかと思われます。
もっとも、7.1ch対応だからといって5.1chでは音が出ない訳でもないので、どこまでサラウンド感に拘るのかで判断しても良いかと思います。

・ドルビーTrueHD及びDTS-HDマスターオーディオに対応させるか
それぞれの規格に対応した、HDMI接続のAVアンプが必要になります。
XboxOne、PS4共に光デジタル出力に対応していますが、光デジタルではこれらの規格はそのままでは出力できません。
(例えば、ドルビーTrueHDをドルビーデジタルに変換して出力は可能)
ものすごくアバウトに説明すると、ドルビーデジタルは元の音をある程度圧縮していて5.1chまで対応。
ドルビーTrueHDは元の音を圧縮せず、最大7.1chまで対応、という感じです。
なので音質を優先するのであれば、これら規格への対応はしておきたいところ。
HDMIを搭載したAVアンプであれば、最近の機種ならまずこれら2規格については対応していると思います。
(HDMIが出たての頃だと、ドルビーTrueHDのみ、って機種もあったかも…)
Xbox360はドルビーデジタルにしか対応していなかったため、光デジタル端子のみの古い機種でもOKでしたが、
Xboxoneで最善を望むのであれば、HDMI端子の付いたアンプを導入する必要があります。
もっとも、規格だけ対応させた所で、音質的な意味合いでは廉価なスピーカーで、
ドルビーデジタルとTrueHDの違いがゲームしながら分かるか?と言われると微妙な気もしますので
音質は置いといて、サラウンド感だけ分かればいいんだ!と割りきって旧型を使い続けるのもありかも?

・そもそもテレビ、モニターにHDMI端子が付いているか
現在のところ、Xboxoneにしろ、PS4にしろ、出力がHDMI端子しか無いことになっています。
つまるところ、TVやモニタに接続するには、今まで存在した
コンポジット(赤白黄の3色ケーブルの黄色の奴)、S端子(丸い形で中に細いピンが複数ある)
コンポーネント(赤白青緑黄の五色)、D端子(端子がD型)及びVGA端子(PC用アナログ)
が使えないと想定されます。
もはや現在新しくTVを買うにあたって、HDMI端子の無いテレビなんて無いとは思いますが、
ゲーム専用等で従来のブラウン管テレビ等を使い続けている場合は使用不可能になる可能性があります。
(HDMI→DVI-Dの変換が使える可能性はあります。音声は光デジタルで。)

■結論は?
映像については、HDMI端子さえ有ればOKです。
解像度は4kについてはゲームには(しばらくは)使われないでしょうから、将来を見据えるなら欲しいところですが、切り捨てもアリかと。
(8kのスーパーハイビジョンとかも出てきてますし、4kですら将来どうなっているやら、ですが。)
解像度はForza5なんかは1080p(D5相当)らしいので、いわゆる「フルハイビジョン」に対応していればOK。
普通に売っているテレビで42インチ位あればたいていフルハイビジョン対応です。(32インチはフルハイビジョンではない物があります。)

音響については、どこまでこだわるのかに尽きます。
今のところ、最大限にこだわるにしてもPS3と同じ、7.1ch環境さえ揃えれば大丈夫なように見えます。
もっとも、このサイトで紹介しているような「ホームシアターシステム」「ホームシアターセット」では、7.1chは厳しいので
単品AVアンプ+単品スピーカー、もしくは単品AVアンプ+スピーカーセット、という形にはなりそうです。
両機種とも光デジタル端子が残っていますので、しばらくはドルビーデジタルの5.1chでも戦えるとは思います。
1〜3万円程度の廉価なシステムやPlaystation3用サラウンドサウンドシステムなんかですとドルビーTrueHDに対応していないので
買い替え時かもしれませんが、これくらいの価格帯であればスピーカーをそのままにアンプだけつなぎ替えても効果は薄そうなので悩ましいところです。