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SU-DH1もレビューしたし、ついにヘッドホン関連のページを作る口実ができた!
って事でテキトーにレビューします。
相変わらずの糞耳(音質の良し悪しが殆ど分からない)なのあんまり参考になりません。
自分の用途は主にヘヴィメタル鑑賞。他のジャンルもたまに。
一応メーカー順に並べてます。

※基本的にaudio-technica,Philipsはアマゾンが安いです。
Sennheiserはサウンドハウスが大抵最安値。店舗価格と2万円くらい違うので要注意。
最近アマゾンも値段が下がってきたのでポイントや送料を考えると大して変わらないモノもあるかもしれません。

↓とりあえずテキトーにつくった用語集。調べるのが面倒な場合に。内容は保障しません。
※カナル:耳栓のような形をしたイヤホンのこと。遮音性・防音性に優れる(必ず音漏れしない訳ではない)。最近のイヤホンでは主流になりつつある。たまに耳に合わなかったりする。
※開放型:本体に穴が開いていて音の抜けが良いヘッドホン。半面、遮音性・防音性が低いことが多い。室内用と考えて間違いない。スピーカーに近い自然な音がするとかしないとか。
※密閉型:一般的なヘッドホン。基本的に遮音性や防音性が高め。不自然になりがちなものの、迫力は出やすかったり。
※イヤホン:主に耳の穴にはめ込むタイプを指す。通常タイプ(インナーイヤー)とカナル式がある。
※ヘッドホン:2つのユニットをヘッドバンドなどで接続したタイプ。イヤホン含めての総称としても使われる。
※耳かけ:耳たぶに引っ掛けるようなタイプのヘッドホン。音漏れしやすく、音質も低いものが多い。回避しとくのが無難。デザイン的には良いんですが。
※ノイズキャンセル:外の音を打ち消す機能が付いたヘッドホン。音質が良いものは高く、安いのは微妙。個人的にはカナル式で十分かと…
※ステレオミニプラグ(φ3.5):一般的なイヤホン用プラグ。細い。大半のイヤホンはこのプラグを使用するが、高級ヘッドホンでは違ったりもする。変換可能。
※ステレオプラグ(φ6.3):一般的な音楽機材に使われるプラグ。ヘッドホンアンプも多くはコレを使う。ステレオミニから変換プラグで変換することができる。

簡易Q&A
Q:結局どれ買えばいいのよ?
A:用途による。音楽聴くならなおさら。
Q:ゲーム用は何重視すればいい?
A:長時間付ける事になるので装着感。同居者の目が気になるなら音漏れの有無。コードの長さは物理的に延長可能。
Q:電気屋でテキトーなの買えばおk?
A:割とハズレ機種が多いので止めるべき。意外とネット上の人気機種は店頭で売ってない。

AIWA
HP-X122 写真 アマゾン
・改造用
とにかく安くて音質も良かった、安いヘッドホンといえばコレ!という機種でした。
今は生産停止してしまい逆に入手困難ですが。店舗で見つけたら即確保しましょう。
ヘッドホン改造のベースとしても有名で自分もそこそこ弄りました。
ケーブル交換、片出し化、鉛シート改造、ティッシュ詰めは施行済み。
結果音が硬くなってデジタルな感じの曲にやたらと相性が良くなりました。
HD650買ったので片付けようとも思ったのですがやはり打ち込み系の曲の鳴らし方が個性的で楽しいので結局片付けられずにいます。

Alpex
AHP-355
・SHE580が壊れた頃に購入、即放棄
ツタヤやタワーレコードにて販売されている(されていた?)妙なイヤホン。
タワレコのポイントの使い道が無かったので購入。
SHE-580のような形状のイヤーパッドが付いているものの、これが思いっきり音を曇らせるため凄まじく音質が悪い。
さらにイヤーパッドを外したところで大して音が良い訳でもなく、装着感も悪いので救いようの無い酷さ。
これで定価1800円と最近のイヤホンにしては強気な値段であり、一言で言うならゴミ、もしくは罠。
箱とコードだけは凝ってて見栄えは良いのですがどう考えても罠です。
電化製品を買うときはきちんと下調べし、有名メーカー品を買いましょうね!という事を体感させられる一品。
言うまでも無くコレ買うくらいならSHE580とか買った方がいいです。

Apple
ipod付属(第3世代)
・SHE580が壊れてから外用メインで使用
評判の悪いあのipod付属イヤホン。
第4か第5世代からイヤホンが改善されましたがそれ以前の本当に評判が悪かった頃のヤツ。
ケーブル短すぎ、音質悪い、どいつもこいつも同じイヤホン、とipodユーザーであることを主張する意味しかないイヤホン。
SHE580が調子悪くなってたので乗り換えましたがやっぱりSHE580の方が大分マシでした。
まだ使っている人がいるのであればすぐにでも交換した方がいいと思う。

ipod付属(第5世代)
・未使用
所有しているのですがまだ使ってません。
音質は向上しているそうです。

audio-technica
ATH-CK32 写真 アマゾン
・一時外用メインでした
カナル型イヤホンというものに憧れてとりあえず買ったイヤホン。
評判どおりに無難な音質で装着感も耳の上を通すように装着する事でかなりのフィット感。
(※耳の裏にコードを通し、コードを上側から出すようにして耳を引っ張りながら耳の穴にイヤホンを押し込む方式。)
大分使い込んだ後に付属のイヤーピースを紛失。ソニー製のイヤーチップに交換したところ装着感はさらに良くなりました。
遮音性も結構良く、音漏れもそこまではしません。
コレ単体だと文句は無かったのですが、HD650を使い始めてから全体的に迫力不足が気になりだしてHD25-1Uと交換。
今でもHD-25を使えない時には使ってます。
コストパフォーマンスはかなり良いのでとにかく安いカナル式が欲しい場合はコレか、1000円足してSHE9501ですかね。

ATH-CK5 アマゾン
・借りたのをちょっと聴いただけ
CK32と同時期に話題になったカナル式イヤホン。
特徴的なイヤーサポートが逆に不評だったり、CK32と比べて高かった割には評判が良くありません。
これの所有者も「SHE7750最高」と言ってました。自分もCK32の方がいいと思う。

Philips
SBC-SHE580 アマゾン
・一時外用メインでした。
Philipsの名を世間に知らしめたイヤホン。
安くて音質が良い、という理想的な低価格帯イヤホン。
低音強め。ドンシャリ。
問題は独特な形状をしたイヤーパッドと安っぽいボリュームコントローラ部分。
イヤーパッドは合わない人は結構厳しそう。
ボリュームは壊れやすく、機能的にも良くは無いので(ギャングエラーを起こしやすい)結局最大に固定して使うことになるかと。
1500円までで買うならコレ。
使い方が荒かったのでボリューム部分で断線させてしまいました。寿命1年。

SHE7750 Turbo Bass  アマゾン
SHE7850アマゾン
・借りたのをちょっと聴いただけ。
SHE580のと一緒に有名になったSHE775の後継機。でもなぜかやたらと影が薄い。
SHE-580をちょっとおとなしくしたような音で装着感も普通。
似たようなのでボリュームコントローラの付いた7850も有る。(現在はこちらしか残っていない?)
ノリの良さがウリ。使ってる人からの評判は大抵高い隠れた優良機種。
非カナル式イヤホンではこれが一番オススメしやすいかも。

SHE-9501 アマゾン
SHE-9500アマゾン
・借りたのをちょっと聴いただけ。
Philipsイヤホン系統ではトップクラスの音質。
特に低音が強いわけでもなく、割と上品でなんでもこなせる優等生的なバランス。
カナル式の割にはあまり耳に深く押し込まないのも特徴的。
音漏れがカナルにしてはよろしくないのが欠点。(普通のイヤホン並み?)
音漏れがさほど問題にならない環境で、安くて音質を最優先したいのであればコレしかない気もする。
※追記:一時入手困難だったものの、2008年3月頃からアマゾンが再入荷。
 それにともない値段も一気に下がったので他の機種との値段差が無くなった。
 ちなみに9500は色違い。
※※さらに追記:どうもL字プラグだった頃と比べて明らかに低音が強い。
        バランスの優等生っぷりは無くなった感じ。

SENNHEISER
HD25-1U 写真 アマゾン
・現在の外用メイン
開放型で有名なはずのSENNHEISERの密閉型モデル。
一部では漢のヘッドホンだとかメタル専用ヘッドホンだとか言われてますが実際その通りの性能。素敵。
ポップス・ロック・メタル向けでドコドコパワフルに鳴らしてくれます。
どう見ても2万円以上(国内定価は4万越)するヘッドホンに見えない安っぽく剛健かつ何処かレトロなデザインも個人的には魅力の一つ。
装着感は始めのうちは側圧が強すぎて頭が痛くなりますが暫くすれば有る程度落ち着いてきます。
それでも3時間とか付けてると耳が痛くなってきますが。今はずれないのですがこれ以上側圧が弱くなるとちょっと不安。
耳乗せタイプのヘッドホンの割には音漏れしないので電車でも安心して使える実用的な一品です。
下手なカナルより音漏れしないのは素晴らしい。まぁその分耳を締め付けてるわけではありますが。
ちなみにHD650同じく別に得意ジャンルじゃなくてもそこそここなせる性能はあるのでロック以外も問題なし。
ゲームや映画向けの音質ですが長時間の装着には向かないので微妙なところ。
SU-DH1との相性もそこまで良くないのが残念。

HD650 写真 アマゾン
・現在の室内メイン
開放型で有名なSENNHEISERのリファレンスモデル。最上級。
HP-X122を弄った後にHD595でも買おうかな…と悩んでいたのですが、このままだとヘッドホンスパイラルにはまってしまうと思い結局HD650に。
流石最高機種だけあって素晴らしい音質。クラシック向けですが何だかんだでロックもメタルもOK。(得意ではないですが)
流石にスピードメタルをノリノリで聴くには向いていませんけども。Opethみたいに相性の良いメタルもあります。
装着感も気づいたら何も聴かずに30分くらい装着してたりするくらい快適です。ずれにくいのも○。
現時点で、耳が痛くなったことが無い唯一のヘッドホン。
ダラダラとPCしながらつけるにも最適かも。もちろん本来の音楽鑑賞にも。
糞耳の自分には間違いなくもったいないレベルのヘッドホンですが、これ以上のモノが欲しくならなくなったという意味でも良かったと思ってます。
SU-DH1との相性も良く、非常に快適なので長時間のゲームプレイにも安心。
似たような性能でお手ごろ価格&性能な物にHD595が有る。(アマゾン)
HD650やHD595は開放型といわれるヘッドホンでヘッドホン特有の音の篭りが少ない半面、音漏れは大きいので注意。
電車での使用なんかは無理だと考えた方が良いです。超迷惑です。1個で済まそうと思ってる場合は注意。
また遮音性も低いので周りがうるさい時なんかもイマイチかも。

Victor 
HP-D2 写真 アマゾン
・3年ほど室内メインしてました
今思えば特に特徴の無い無難な機種。音質的にはHP-X122くらい?
所有者の少ない機種ですが、音質は悪くないと思います。
装着感がそこそこ良く、コードも長いのでテレビ用やゲーム用には適した機種でした。
最近の機種と比べるとそこまで付け心地が良いわけでもないですが。
コレくらいのレベル(3000円くらいの)の機種が1台あると色々と便利です。
この機種もティッシュ詰め改造で装着感が良くなります。
3年も使ったためか側圧が弱く、すぐずれるのが難点。
イヤーパッドが薄く、ティッシュ詰めしてもドライバ部分が耳に当たるので側圧の割には耳が痛くなりやすいかもしれません。
今から買う価値があるかは微妙なところ。
(2008年4月追記)
HP-RX500と比べて明らかに違う点は
・音漏れが少ない
・無駄にデカイ
・コードが太い
など。ティッシュ改造をしても装着感はRX500の方が良さそう。音質は不明。

HP-RX500 アマゾン
・借りたのをちょっと聴いただけ。
何故かニコニコ動画でやったらと売れてるヘッドホン。
特徴は安さと軽さと装着感、そしてそれなりにバランスの取れた音。
なんといっても装着感が良く、似たような方向性のHP-D2と比べても軽いため疲れにくそう。
側圧も弱い割には耳にフィットするし、イヤーパッドの素材もソフトで耳が痛くなりづらいかも。
構造的にはティッシュ詰めが可能ですが必要を感じないレベル。
音質はまぁ3000円なら…というレベル。同一環境比較をしていないのですがHP-D2と比べて大した差は無さそう。
迫力のある重低音とかは無い。特徴のある鳴らし方をしないので無難では有るものの、面白みに欠ける。
欠点としては音漏れが相当激しい。
側圧が弱く、耳当たりのいい布製イヤーパッドのお陰で相当音が漏れます。開放型のHD650並かそれ以上の漏れ。
HD650みたいに背面の穴から漏れるのではなく、イヤーパッドから漏れるというなかなか豪快な音漏れっぷり。
正直ニコニコ動画用途には向かないような…
家庭内での用途限定で、周りに音漏れを気にする必要が無く、長時間の使用に耐えて、出来る限りやすいモノ
という条件ではこれに勝る機種はなかなかありませんが、
じっくり音楽鑑賞をしたり、こそこそゲームしたりするのには他の機種の方が向いているかもしれません。



ヘッドホンアンプ
ココから下はヘッドホンアンプレビュー。
ヘッドフォンアンプとは読んで字のごとくヘッドホン用のアンプの事で
音量調節・音量増幅・同時複数音声出力・音質改善などの効果があります。
値段はピンキリ。2500円で買えるモノからン十万する高級機まで。
無論このページで扱うのは安い機種メインになります。
直接は関係ないですが、SU-DH1を使う場合は1台あると便利です(SU-DH1の音量調整が使いづらい&複数人で使うため)

※多くのヘッドホンアンプは通常のステレオプラグを使ってヘッドホンを接続します。
 ステレオミニプラグのヘッドホンを使っている場合は変換コネクタが必要になります。
※別にアンプ通したからといって音質が急に良くなるわけではありません。特に安い機種ではなおさら。
※優先度は間違いなくヘッドホン>ヘッドホンアンプです。まずはより良いヘッドホンを買いましょう。
※電源が必要になります。
※普通の家電屋では滅多に扱われていません。普通の楽器屋でも稀。1機種置いてあればいい方?
 なのでヘッドホンの扱いが良い店やネット通販を駆使して探すべき。


HA400 Microamp サウンドハウス 商品ページ
メーカー:BEHRINGER
値段:2500円くらい

とにかく安いヘッドホンアンプ。
安いながらも4つのヘッドホン出力、個別音量調整と最低限の機能を搭載。
そしてサウンドハウスの写真では分かりませんが非常に小さいので場所を取りません。
床面積はアイポッド(クラシック・第五世代)と同じくらい。アンプとしてはかなり小さい。
とりあえず音量調整や複数ヘッドホンの同時接続がしたいのであれば一番手軽な機種です。
コストパフォーマンスは抜群に良い。
音量ボリューム部分の堅さがバラバラだったり、電源スイッチが無かったりと安っぽいツクリですがさほど気になりません。
音質は値段なり。
どうもHD-650との相性が悪いみたいですがそれ以外では無難な音。(そもそもHD650の値段を考えると…)
電源入れる際にノイズが出ます。音量を下げて、ヘッドホンを装着せずに電源に繋ぎましょう。
※どうもSU-DH1のサラウンド機能とも若干相性が悪いらしい。サラウンド性能を気にする場合はS-AMPとかの方がいいかもしれません。

S-AMP 
メーカー:SAMSON
値段:5500円くらい

最初に注意しておくとSAMSUNGじゃなくてSAMSONです。アメリカの会社です。
で、この製品ですが上に挙げたHA400のワンランク上といった感じのアンプです。
手ごろなサイズと価格で使いやすい機種。
コストパフォーマンスは優良。
相変わらず電源スイッチが無いのは残念。これも電源刺すとノイズが出ます(HA400よりはマシ)
デザインは音量ツマミが前に出ていて使いやすいのですが何故か入力端子が前、HP端子が後ろにあるのでケーブルが前後してしまいます。
音質はHA400とは違いHD650でも元ソースから違和感の無い音を鳴らしてくれます。
管理人は
Xbox360→SU-DH1→SE-200PCI→S-AMP→ヘッドホン
         PC→↑
という感じで接続しています。