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はじめに&仕組み

Xboxの性能の一つに5.1chサラウンドシステム完全対応というのがあります。
音に関してもXboxは他の現行家庭用ゲーム機よりずば抜けた性能を誇り、多くのゲームでリアルタイムで5.1chに対応しています。
(PS2では対応が遅く、多くがムービーだけだったりします。最近は対応ソフトも増えましたがやっぱりXboxには敵いません)
また、Xboxの後継機であるXbox360ももちろんXboxと同じく非常に高い5.1ch対応度を誇ります。
※稀に対応していないゲームも有ります。ヒットマン(ドルビープロロジック2には対応?)とかアイドルマスター(完全に非対応)とか。

設置の仕方を説明する前に5.1chの利点とは

●スピーカーが6つあることにより前後左右あらゆる場所からの音が再現可能に。
●サブウーファーが付いてくるので低音重音が響く。
●HALO等対応ソフトではテレビのスピーカーでは再現できなかった立体音による演出が楽しめる。
●FPSやアクション等のゲームでは音による情報により、対戦などで非常に有利になる。
●ホラーゲームの怖さがやたらとレベルアップ。
●ゲームによってはその場にいるような「空気感」が再現できる。
●音楽等ではまるでコンサートにいるような感じに、ゲームでは(特に音ゲーなど)ゲーセンのような感じに。(個人差ありますが。)
●安物ホームシアターセットでもテレビのステレオと比べれば音質が上がる場合が多い。
●DVD見る際は画面が小さかろうが音は映画館並(もしくはそれ以上)の迫力に。

などなど。
一言で言ってしまえば「音が楽しくなる」わけです(分かりづらいかも…)

5.1chの仕組み
ではとりあえず5.1chとはどのようなものなのか。
一番簡単なのは電気屋いって体験コーナー行けば分かりやすいのですが…

5.1chとは5つのサラウンドスピーカー(自分の周りに置くスピーカー)と1つのサブウーファー(低音を出すスピーカー)を使います。
サラウンドスピーカーは自分の前に3つ、後ろに2つ設置して自分を囲むようにします。
このサラウンドスピーカーがあるとどうなるのか。
例えば前方からミサイルが飛んできて自分の右を掠めて後に飛んでいく場合。
フライトゲーとかでは良くあるパターンですね。

●テレビ:右側のスピーカーの音から小さい音がした後大きくなってまた小さくなるだけ。
コレでは後からミサイルが飛んできても前から飛んできても変わりありません。

●5.1ch:フロントスピーカーでミサイルが接近している音がし、
その後右フロントスピーカー→右リアスピーカーの順で音が大きくなり(このとき自分の右側を掠めている、という感覚に)
最後はリアスピーカーから微かに遠ざかっていくミサイルの音がします。
ちなみに後を横にすり抜けていく場合は左リアから右リア、もしくはその逆に動きます。後から前もしかり。

という感じに一つの音にでも全方向からの音で再現されるため実際に自分がその場にいるような感覚になれるわけです。
慣れない内はゲーム内で飛び交うミサイルなのに実際に横を向いたりすることも…。
もちろんこのような派手な例だけではなく、ゲーム中後ろから話しかけられれば後ろから音がするし、喋っている人が前に動けば音も前に来る、
などの細かい演出も全部5.1chなら再現されます。